新しい入れ歯 トルティッシュプレート

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近年になって出てきた新しい入れ歯としては、トルティッシュプレートを用いた金属床総入れ歯が挙げられます。これは、樹脂の入れ歯床と細かいメッシュ状になっている金属プレート「トルティッシュプレート」を組み合わせて用いている総入れ歯で、最大の特徴として、口蓋部分がメッシュプレートになっていますので、唾液や食べ物の味がストレートに通過してくるということです。


人間、主に味を感じるのは舌の部分ですが、それ以外の個所で全く味を感じていないわけではありません。また、熱い食べ物を食べたときは熱く、冷たい飲み物を飲んだときは冷たく感じる口内の感覚も、味のうちだと言えます。従来の総入れ歯では、上顎口蓋部を完全に覆ってしまう関係上、こういった微妙な感覚を味わいづらくなり、食事の楽しさが減ってしまうという例もありましたが、このトルティッシュプレートを用いた総入れ歯であれば、その点の心配がありません。

このメッシュプレートは主にステンレスを加工して作られます。2~10μm以下の細かい隙間を持ち、薄くかつ充分な強度を有するこのプレートを作るためには、加工技術の高度な進歩が必要でした。このトルティッシュプレートを使用した入れ歯は、食事の楽しさというだけではなく、口内粘膜、特に入れ歯で覆われることになる口蓋粘膜の健康維持にも有効であるとの研究結果も出ているようです。また、既存の保険適用入れ歯から、口蓋部のみをこのプレートに置き換えることも可能なので、すでに入れ歯を持っている人であれば、かなり安価でこのプレートを導入できることになります。